1年間の戦いが終結 – VOL.7

2月 23 VOL7


VOL7■07~08年で2年連続ランキング2位という結果は、ご自身としてはどんな気持ちですか?

悔しいです。いつもギリギリの所で負けてしまうので悔しかったですね。あと一歩なのに…と。


■今、(2009年11月末現在)ランキング1位となって追われる側になってどうですか?

怖いです。松本プロとポイント差がほとんど離れていないので、凄く怖いですね。寝れなくなっちゃうというほどではないですけど、いつも頭から離れないですね。

■PERFECT初年度から参戦されてますが、昔と比べて変わったことなどありますか?

レベルが違いますね。今は最初から参戦している人も途中から参戦してきた人も凄く上手くてビックリしてます。


■フェリックス(※)さんの社員さんとお聞きしましたが、普段はどんなお仕事をされているんですか?

普通の事務です。社員は皆、仲良いですよ。和気あいあいとしてます。


■福永社長とは、どのような接し方をしていらっしゃいますか?

私がダーツ事業部という所にいて、部署が分かれているので、いつも顔をあわせているわけではないので、普段から冗談を言い合うような感じではないですね。


■ダーツについてアドバイスされたりなどは?

あまりないですね。本当に調子が悪い時ぐらいです。みんなも独自で腕を上げていっているので、社長はいつも温かく見守ってくれてます。


■身長が150センチと小柄ですが、20Tにもバシバシ入れて…、何かコツがあるんですか?

まずはどこに振っても、同じように飛ばせるようにする事だと思います。力をまず抜いて投げれば、上にも軽く飛んでいくし。
小さい人って高い所は苦手意識があるから、勝手に力が入っちゃって飛ばないだけだと思うんですよ。届かないから力を入れちゃう。
私も肘が上がるクセがあるんですけど、上げなくてもキレイに飛ばせる人もいっぱいいますよ。力具合ですかね。


■小柄で得なこと、損なことってありますか?

それはないです。ダーツに背丈は関係ないと思います。


■なるほど。世の中の小柄な女の子たちはそれを聞いてプラスな気持ちが出てきますね。では利き目が左、利き手が右と聞きましたが、投げる時の苦労はありましたか?

意識していなかったので、苦労はなかったですね。でも、左目利きなので最初はテイクバックの時にアゴのあたりまで引いてたんですよ。で、利き手は右だから、いつの間にかズラしていたらしくおかしくなっちゃって。今は多少、右寄りですね。


■結構、利き目と利き手が違うことで悩んでいる人が多いみたいですね。

パッて構えた所で良いと思います。こうじゃなきゃいけないって訳ではないですし。効き目は関係ないんじゃないかと思いますけどね。慣れだと思います。


■リズムの話ですが、以前宮本プロはまばたきのタイミングと合わせていて、リズムが良いという話を聞いたことがあるのですが。

まばたき?(笑)動画で観たんですけど、昔は全然まばたきしてなかったんですよ。それがいつの間にか…。ある人に『投げる瞬間に、よう目をつぶって投げよるよね~』って言われて。『ええ?』って(笑)で、動画を見たら凄く瞬きしてるんですよ。まばたきは無意識ですね。
でも、リズムは大事だと思います。入らない時は3投ともリズムはバラバラだし、調子が良い時はリズムが一緒でキレイにダーツが投げられる。


■宮本プロと松本プロはリズムも投げ方もすごく一定していますね。

松本プロはそうですよね。あんなキレイに飛ばせるっていうのは羨ましいです。


■宮本プロは山なりのダーツだと思うのですが、それは力を抜こうとして山なりになっているんですか?

私のクセだと思います。皆よりも離すのが遅いし、ダーツの先が下を向いたまま放してしまうので、飛びが悪いんです。直線的な飛びが羨ましくて、練習しますけど難しいですね。


■毎回、ダーツを放すタイミングは意識されていますか?

構えた所で放すように意識しています。でも、どうしてもクセで遅く放しちゃうんです。そこが悩みです。


■それを克服しようと?

もう、私は6年以上ダーツをやっていて、ダーツをやっている人をたくさん見ましたが、みんなキレイに飛びますよね。私は手首の返りと放すタイミングが早くできなくて…。
何度も何度も練習したんですけど難しいです。ずっと上手い人達に教えてもらっていたんですけど、なかなか直らないから、皆も諦めて最後の一言は『入っとーけん、そのままでいいよ』と。(笑)悔しいんですけど、しかたないか…と。キレイに飛ばしたいし悔しいんですけどクセはなかなか抜けないですね~。


VOL7■飛びがキレイな人は羨ましいですね。

はい、ダーツをキレイに飛ばせる人は全員尊敬しますね。あれを自然にできるのは羨ましいです。


■普段の練習を教えてください。

1日の練習時間はだいたい4~5時間くらいですかね。カウントアップをやります。前までは全くしなかったんですけど。以前は誰かとメドレーばかりやっていたのですが、今はひたすらカウントアップをしてますね。たまにハーフイットとかするくらいです。


■プラクティスメニューが主流なんですね。毎日練習ですか?

んー、週に5日ぐらいですね。


■お店に行って練習をする時間がない時にできることはありますか?

素振りだと思うのですが、私は最近はやっていないですね。昔は毎日、無意識でもやっていました。


■投げる時に気をつけている所は?

フォロースルーに一番、気を付けてますね。3投とも同じように引いて放すように。なかなか上手くいかないんですけど(笑)


■試合は緊張しますか?

毎回、緊張しますね。リーグ戦ですらも緊張します。超ピヨラー(※)なんですよ~。毎回、手が震えちゃうんです。まぁみんなも多分緊張してると思いますが、慣れだと思います。試合が初めての人と何回も試合に出ている人ではもちろん緊張の度合いが違うと思いますしね。試合慣れってあるじゃないですか。試合に慣れると緊張をしてても、上手い具合にできるようになるんじゃないですかね。それが集中に変わっていくとか。良い具合の緊張で試合ができるとか、よく言うじゃないですか。


■多少の緊張があった方がいいといった感じですね。では大会前の生活ってどんな風に過ごしているんですか?

1週間前とかはメチャクチャ投げちゃいますね。だから、腕のマッサージをマッサージ師の人にお願いしたりします。


■トリニダード・宮本プロ考案【マルコ】の特徴は?

ストレートタイプの形状でほぼセンター重心です。あまり刻みがはっきりしていると、ひっかかり過ぎて投げれないので中心部分のみ、ほんのちょっとだけ指にかかるようになっています。後部を持って投げる人はすっぽ抜けしにくいように仕上げてるので、癖が無くて投げやすいです。


■結構、前の方で持っているイメージがありますが。

いえ、全然。私は重心を持たないと投げられないんですよ。私は前まで2本指で投げていました。重心を持って投げていたんです。5~6年前に凄く上手いプレイヤーがいて、手をパーにしている状態で、親指と人差し指の本だけで投げていたから私もマネしてました。『こう持てば上手くなるんだ~』って。そのクセがついたんです。


■宮本プロは男女ともに大人気ですね!

いや…そんなことないです。地元の人は私の事を昔から知っているので、何とも思わないと思います。
たまに会場で写真や握手を求められますけど、何か申し訳です。「私で良いの?」って。照れるし、今だに慣れないです。(笑)


■そんなところがチャーミングなんですね。では「私、こんなところ乙女なんです♥」っていうところはありますか?

ええ~? …ご飯作れますよ(笑)こんなの駄目ですか?(笑)


■何料理ですか?

何でも。普通に(笑)。ナニって言われれば『かしわメシ』ですね。


■…かしわメシ?

えっ? 関東では『かしわ』って言わないんですか?鶏メシ…鶏の五目ご飯です。『かしわ』って全国共通だと思ってました。ショック!(笑)


■ご結婚されるそうで!! おめでとうございます!

ありがとうございます♥結婚式は7月なんですけどね。


■旦那様はどんな方ですか?

歳は24歳で普通の会社員です。造船会社にいるんですけど、船の設計も色々あるらしくて居住区の設計みたいです。大きいタンカーとかを作る会社らしいんです。


■24歳! 年下? アネさん女房じゃないですか!

そうなんですよ~。


■馴れ初めを教えてください!

彼が大学生の時に、大学の近くにダーツバーがあって、彼がそこの店員さんをしていたので、そこで知り合ったんです~。


■彼のダーツの腕前は?

私と同じぐらいですかね。いつも、今日はどっちが勝つ?って、やってます。


■休日は何をしてますか?

私は土・日にお休みを頂いているのですが、休みはあまり投げないでおこうかと思ってるんです。休みはプラプラとドライブしたりとか。家でボーッとしたりとか、彼はアニメが好きなのでずっと見たりとかしてますね。


■PERFECTで全国を廻ってどうですか?

楽しい!PERFECTじゃなかったら行かない所ばっかりですから。観光はほとんどできないですけど、『そこに行った』っていうだけで嬉しいです。


■何かPERFECTに対して特別な思いとかは?

もちろん負けたくないですね。できるなら常にトップでいたいです。ツアーはPERFECTでしか会えない人にも会えるのが嬉しいですね。色んな人と知り合えたし、皆、目的も一緒だから喋っていても楽しいですし、良い経験をさせてもらってます。


■今後の目標を教えててください。

残りの試合が少なく、いつ追い越されてもおかしくない状況なので全部優勝するしかないです。今年こそは勝ちたいですね。本当に。


■行けるという自信はどのくらい?

あんまり高くないです。ダーツの調子が良くないですし。もう頑張るしかないです。
長いようで早かった1年を終えた今、再度宮本プロに今の心境を語ってもらった。


■最終戦を終えて結果が出た今の気持ちは?

悔しいです。最終戦の準決勝で松本プロとの試合の時、3レグ目でワンチャンスのミスをしてしまって、年間ランキングチャンピオンを逃してしまったのが凄く悔しいです。


■その松本プロとの試合なのですが、どんな気持ちでしたか?

1年間を通して、自分は後半調子が悪いという意識の中で、松本プロとの試合は不安でした。松本プロは調子が良いというのが分かっていたし、3レッグ目の01では松本プロが先攻で有利な状況。お互いにハットトリックが連続したものの、最後は私が16のトリプルを1本入れないと松本プロに負けてしまうというプレッシャーから、いつものように気軽に決める事が出来なかったです。これはPERFECTが始まって以来、悔しい思いでしたね。


■今年の意気込みを聞かせてください。

いつも2位なので…今年こそは! ランキング1位を獲りたいです。


■応援してくれているファンの方、スポンサーの方たちへメッセージをお願いします。

応援してくれているファンの方や、スポンサーの方たちのお陰でいつも頑張れています。みんなの期待に応えられるように頑張りますので、これからも応援を宜しくお願いします


2010.2月 発行 VOL7
1年間の戦いが終結。

■年間チャンピオンインタビュー
松本 恵

■スペシャルインタビュー
宮本奈実プロ

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