高橋秀一プロ インタビュー – VOL.6

10月 20 VOL.6


VOL6■試合当日はいつもどんな気持ちで臨んでいますか?

年間ランキングが一番気になる所で、試合前・終わった後と必ずチェックするんです。当日はやっぱり気持ち悪いダーツはしたくないなぁって思います。気持ち悪いダーツというのは投げていて納得いかなかったり、自分のダーツが出来ないまま1日が終わってしまうという状態ですね。結果は後から付いてくるものだと思っています。試合前は常に「優勝するぞ!」っていう気持ちでいます。


■08年の第八戦・岡山では初優勝しましたが、その時の感想を。

集中はしてました。今までで1番1日を通して良い集中の仕方が出来てたと思います。試合だけでなく、試合のない時間の過ごし方も上手く出来たなぁと思う日でした。ホントに嬉しかったです。PERFECT始まって1年半以上経っての結果ですからね。地元のみんながずっと待ってた結果でしたから。東北勢で一番に優勝出来たのが嬉しかったです。


■戦略を見ていると1点でも点数が上回っていれば攻めるという感じですが、高橋プロとしては守るより攻めろといった感じですか?

そうですね、やっぱり自分も他のプレイヤーの試合とかを見て、そこは加点に行った方が良いんじゃないか?と思う場面でもトライしまくってる方が見ていても凄いな!って感じを受けると思うんです。ゆっくり1個ずつ加点…といくよりも常にトライしてる方がオォってなるんじゃないですか。(笑)


■ファンサービスの一環でそういう攻めもするという事?

1つはそれもありますし、そのレッグ数で自分の有利な状態だったら攻め攻めです。あとはやんま~(山田勇樹プロ)の戦略も攻め攻めですよね。あんな風な攻め方は好きです。


■大会後、動画で自分のゲームを見ますか?

見ます…けど、負けた試合は見ないようにします。勝っている試合を大会の前日に必ず見るようにして、モチベーションを上げます。自分が納得いってる試合は前日に見てテンションを上げ、イメージトレーニングをします。投げ方に関してはあまり見ないですけど、ゲームの攻め方をチェックしますね。


■投げる時に一番気を付けている所はどこですか?

きちんと狙う事ですね。フォームは手首がこの向きとか体重の重心とか気になりだしたらキリがないので、普段は狙う事しか考えていないです。
調子が狂った時はフォームを見直します。どこを見るかと言うと体重の掛け方。入らなくなるとドンドン前に体が出てしまうので、下半身の体重のかけ方や肘の上がり具合を気にします。動画とかDVDを見たりして他のプレイヤーの投げ方を参考にしたりもします。「あぁやっぱりみんな肘が曲がってないなぁ、体も動いてないなぁ」とか。寝る前に見たりご飯食べてる時もずーっとDVDを見たりしてます。解説とかも覚えちゃうくらい見ちゃってましたねー。(笑)


■普段の練習方法は?

ショップ店員なのでお客さんとずっとメドレーをしています。集中して練習するのは、身体が疲れていなければ閉店してから1人でひたすらカウントアップをしています。集中するために音楽も流しません。時間は7時間くらいは投げてます。


■メンタルトレーニングとして何か行っている事はありますか?
特にこれといったものは無いですが、お店に来るお客さんで結構強い人いっぱいいるんです。その人達と対戦する時はいつも大会をイメージして対戦しますね。


■不調の時、どの様に克服していきますか?

調子悪い時に何で入らないんだろうって考えがちですけど、むしろ調子が良い時の事を考えて、ちょっと崩れても「あぁ、あの時の投げ方はこうだったな」とか考えて直しますね。最近は不調ですけど、自分が不調だという事を考えないようにしています。やっぱりそんな時はDVDを見て、人と自分のフォームを比べて気持ちもリセットするようにします。
フォームに関してはそんな感じですけど、メンタル面は難しいです。朝一からの良い集中の持って行き方というのが上手くできていないんです。予選が緊張するんですよ。初戦で負けてしまうと後に引きずってしまうんで。


■どんなダーツプレイヤーになりたいですか?

常に落ち着きのあるプレイヤーですね。追い込まれても冷静に淡々と投げれる、いつもの自分のペースで投げられるプレイヤーだったり、いつも見てくれているお客さんに対して、自分のプレイで盛り上げる事が出来るプレイヤーがいいですね。


■パワーの源はなんですか?

自分のプライベートの時間をいかに楽しむかですね。パチンコ行くのもそうだし、飲みに行くのもそうだし。休みの日にいっぱい遊ぶのがパワーの源です。


■スポーツは何かやってましたか?

25歳くらいまで野球をやってました。草野球チーム作って。ダーツを始めた頃ですね。ダーツを真剣にやろうかと思った時に野球をやるかダーツをやるかで悩みましたけど、ダーツをやる事に決めました。


■野球をやっているとダーツの上達が早いと言わますが実際は?

物を投げる、狙うとかが得意だと思います。真ん中に投げるというのがフォームが滅茶苦茶でも出来てたんです。野球やってたからかなぁ、というのはありますね。


■昔の高橋プロはどんな人物だったんですか?

昔は悪いこといっぱいやってましたねー。パチンコして夜は飲みに行って…ずーっとフラフラしてて。友達も悪い奴ばっかりでした。


■野球やってたのに?(笑)

そう、昔、地元の悪をやってた仲間達だけで作ったチームなんで(笑)野球の試合とか一回も勝った事がないです。(笑)ダーツと出会ってそっちにハマるようになったので。それがなかったらまずかったですよね(笑)


■ダーツによって更生されたという事ですね?

ほんっとに。大袈裟かもしれないけど本当にそうです。自分は学歴もないし、そんな生活しかしてなかったから普通の会社にも勤められるような状態でもなかったんです。ダーツを始めたきっかけは弟(高橋和彦プロ)と飲みに行って、そこにダーツがあって最初は興味本位でやったんですね。弟の方が先に上手くなっているのが悔しくて、自分も頑張って練習したんです。頑張った成果が出て今の会社に「うちの会社でやってみろ」という話を頂いて雇ってもらう事ができ、今は好きなダーツをやって安定した収入を貰う事が出来ています。声を掛けてくれた今の上司とダーツにハマらなかったら…今頃どうなっているか分からないですね。今のZero|1 dartsの上司にはほんっとに感謝しています。


■今後パーフェクトの選手が増えてほしいですか?

増えるとキッツいですけどね(笑)でも増えてほしいです。滅多に対戦した事のない昔から日本のトッププレイヤーと言われているプレイヤーと対戦してみたいです。


■ダーツとはズバリ!?

人生そのものです。ダーツやらなくなったら…何もないですから(笑)この先、止めたら人生つまんないだろうな…と思います。 ダーツによって人生が変わりました。


■今後の目標をお聞かせ下さい。

もう一回優勝を味わいたいですね。


いつもクールなイメージがある高橋プロ。ダーツのターゲットに狙った時の表情はまるで獲物を獲る時の豹の様な鋭い眼つきをするが、インタビュー時に時折見せる笑顔は無邪気そのものだった。


2009.10.20 発行 VOL.6

■中盤からの熱戦を一挙公開!
2009年度のPERFECTを中盤から現在に至るまでの情報を紹介

■高橋秀一プロ スペシャルインタビュー
ダーツにプライベートに、直撃インタビュー!

■PERFECT プロインタビュー
新垣繁彦プロ・田中純佳

■プロのグリップを徹底追及
プロ達のグリップを比較してみて勉強しよう!

■PERFECTを10倍楽しむ!
今回はプロから聞いたアレンジを紹介!



PERFECT MAGAZINEは、全国のPHOENIX設置店舗にて無料配布しております。
是非、最寄のPHOENIX設置店舗で、ご購読ください。

@vfan_pmaga Twitter


ページの先頭へ▲

広告掲載について

「PERFECT.TV」では、バナー広告及びLIVE放映中の動画広告などの広告掲載を受け付けております。
ご掲載ご希望の方は「お問合せフォーム」からお問い合わせください。