岩永美保プロ インタビュー – VOL.5

5月 25 VOL5


VOL5■PERFECTが3年目を迎えました。初年度から参戦している岩永プロとしては、1年目の頃の自分と今を比較してどの様に成長したと思いますか?

2007年の開幕時、PERFECTは賞金が出るというプロの大会で、出場する人達のモチベーションが他の大会と違い、もの凄く高かったです。それが私のモチベーションも影響し、「頑張ろう!!」って思ったんです。自分が頑張ったというより、周りのモチベーションが高かったからこそ、私も影響されて技術面、メンタル面と成長できたと思います。PERFECT1年目と今ではメンタルがかなり鍛えられましたね。


■2008年のPERFECTは誰が見ても圧勝でしたね。2年目からの変化というのは何が一番大きかったですか?

プロ1年目はプレッシャーに潰されそうになりましたが、何とかランキング1位が取れたという感じでした。
それが、去年はダーツだけで生活をすると決め、スポンサーも付き、ユニフォームにスポンサーのロゴが入っているだけで重みが違いました。優勝したいという気持ちは勿論ありますが、それよりも応援してくれている人達にどうにか応えよう!という気持ちが強かったんです。ユニフォームにスポンサーのロゴが付いただけで、本当に背負うものが違ってきたんですね。それで頑張れた部分が大きいです。


■2009年の開幕戦では優勝を逃してしまい、3位という結果になりましたがその心境は?

PERFECTが始まる1年の最初と最後の試合は私の中で、ずっと結果がついて回る試合だと思っているんですね…。だからどうしても獲りたくて、今年の開幕戦は力が入ってしまいました。去年の終わりから自分のコンディションがあまり良くなくて、コントロール出来ないままムキになって挑戦してしまったのが敗因だと思います。悔しいですね。でも、試合が終わってから『良い試合でしたよ』とか『やっぱり美保さん凄いですよ!』と言ってくれる人がいて、救われて元気になりました。これからも前向きに頑張っていきます。


■「男子の決勝のように力のある試合をしたい!」と以前コメントを残されましたが、こちらから見ると既に男子プロに劣らない力を持っていると思うのですが、ご自身ではいかがですか?

正直凄い負ける気はしないんですよ。ただフィニッシュの弱さが目立ってしまって、削りが良くても最後のフィニッシュで上がれなくて相手にワンチャンを与えてしまって負けてしまう事が凄く多いんです。なので自分の中ではまだ納得が出来ないですね…。でも気持ちだけは男子にも負けてないです。(笑)


■女子も来年からルール変更になりますがどう思われますか?

嫌ですね。(笑)ハードのリーグ戦に出れる時には出るようにする、という状況なのであまり投げられないという状況に等しいんですね。なので正直アレンジが…すっごい…すっごい嫌なんです。(笑)


■(笑)分かります…。

あとやっぱり20トリプルを狙い慣れてない、ブルとの練習量が違いますね。女子は来年からルールが変わるという事なので、この一年で練習するしかないですね。でも、ルールが変わる事は凄く良い事だと思ってて、何があるか分からないじゃないですか。変更する事によって選手達が必死になるし、観客にとっても観ていて面白いと思います。なのでPERFECTがより盛り上がるという意味で楽しみでもあります。


■PERFECT以外にも大会に参加されていると思いますが、他の大会とPERFECTではモチベーションの違いはありますか?

やっぱり違いますね。他の大会も優勝を目指していますが、PERFECTは賞金の出るプロの大会という事で注目度が非常に高いと思っているので他の大会で培った力をPERFECTで活かしたいです。だから、PERFECTは『負けたくない』という気持ちが強いし、気合も違います。


VOL5■今ライバルはいますか?

個人的なライバルはいないです。ただ、男子に勝ちたいと思う気持ちが強いです。目標としては男子の中に混じって私が優勝するというのが夢ですね。


■PERFECTツアーで全国を廻ってどうですか?

毎月毎月、色々な土地に行けるのは楽しいですね。今まで一回も対戦した事のない人とも対戦する事が出来る!色んな人と対戦してメンタルも強くなったと思いますし、色んな人に出会えて楽しいですね。


■今後のPERFECTについてはどう思いますか?

3年目になりましたが、これからだと思ってます。女子はまだ少なく出場する人は限られていますから。今後、100人~200人と増えて欲しいです。


■普段の練習方法は?

今はあまり出来ていない状態です。1日3時間くらい、1人でみっちりと。始めはカウントアップで1000点を目標にして、これを超えたらクリケットをやるという練習です。ムキになる方なので自分で納得いくまでやります。家での練習方法としては素振りが多いですね。鏡に向かってフォームのチェックをします。あと、忙しくてなかなか投げられない時はイメージトレーニング。1番気持ち良く投げられた時の事を考えてやってます。


■肘や肩などフォームで1番気を付けているところは?

1番気を付けているのは肘。意識しないと肘が内側に入る癖があるので気を付けています。狙う時に構えてから、手とターゲットは見ているんですけど、その中に肘も視界の中に入れて動かないように意識するんです。私、結構フォームを変えてるじゃないですか。あれは変えようと思って変えてるんじゃなくて、投げやすいようにしようと勝手に変わってるんです。今は自分の中では投げやすいフォームになっていると思います。


■リズムで気をつけることは?

3投同じリズムで投げるのは大事だけど、私は立ち位置をターゲットによって変えるのでリズムが崩れてしまう時があります。でもそのターゲットで1番投げやすいところから投げる為にリズムが崩れてしまうのは仕方ない。けど同じ場所から投げれる時は自分なりの投げやすいリズムを取っていくのが大事だと思います。私は今でも決勝だろうと『1・2・3』と初心に戻ってリズムを取ってますよ。今でも頭の中は忙しいです(笑)


■岩永プロといえばポニーテールがトレードマークの印象ですが、何かこだわりが?

始めは邪魔なだけでポニーテールにしてましたが、今はポニーテールにすると凄く気が引き締まるような感じなので、この髪型にしています。あとは覚えてもらえるかなという気がするんです。「いつもポニーテールしてる人だ」っていうので意識してポニーテールにしています。


■好きな男性のタイプは?

ぽっちゃりした人が好きかも。二の腕がプニプニしているのが好きですね。(笑)寝てる時に巻きつきたいです。(笑)


■料理はしますか?

料理はレシピ本を見ながらですけど勉強してます。得意料理はロールキャベツです♪忙しいと栄養が偏りがちなのでサラダを摂ったりローカロリーの料理を作ったりしています。


■ご自身で思う長所と短所は?

長所は我慢強い所かな。短所は、人から『喜怒哀楽が分りやすい』って言われますね。顔でバレちゃいます。(笑)


■Rock Star Directに変化が?

去年までは星野光正プロと、私の2人がプレイヤーとして行動をしていましたが、今年から開幕戦で優勝した對馬裕佳子プロが新しくプレイヤーとして入りましたので、これからは3人で頑張りたいと同時に、對馬プロには去年から目を付けていたプレイヤーなので越えられないように頑張りたいと思います!


■最後に、今後の目標を教えて下さい。

今年も連勝の記録を残したいです。去年は6連勝だったので、今年は7連勝とか…。1つづつでも増やしていけるようになればと思います。あとはもっと私のダーツを見てくれる人が増えたら良いなと思っています。そのためには、記録を残したり、良いダーツを投げたいと思っています。


■ありがとうございました。

謙虚ながら笑顔を絶やさず、時には真剣に語ってくれる姿が印象的。プレイヤーからの支持が高いのも納得である。 


2009.5.25 発行 VOL.5

■2009嵐を予感させる戦いが開幕。
名実ともに国内最高峰のツアーが今年もいよいよ始まる

■岩永美保プロ スペシャルインタビュー
ちょっぴりシャイな岩永プロの素顔に迫るスペシャルインタビュー

■注目プロインタビュー
江口祐司プロ・沖山祐一プロ・對馬裕佳子

■PERFECT プロインタビュー
前嶋志郎プロ・石原瑞穂プロ

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